2008年12月11日木曜日

中世山陽道跡見学会---秀吉の通った道か?

〔中世山陽道跡見学会---秀吉の通った道か?〕
JR西条駅北側の御建遺跡で、中世の山陽道と思われる、道路の遺跡が見つかった。
道路の幅は約2メートル両側に側溝がついている、旦過寺跡もあり、関連も考えられるという。
現在の道より1メートル程、掘り下げたところに、遺跡が出ている。北側は、地山だが、道路から
南側は、何層にも造成して埋めたあとが、地層からよくわかる。
12月14日(日)午後1時半から見学会、
問い合わせ:東広島市文化財センター
090-7541-7735



<<旦過寺(たんがじ)>>西条町西条一の坪に小堂があります。
(御建神社横のグラウンドの西南の墓地に観音堂)
そのお堂一帯が旦過寺の跡と伝えられています。
 昔は禅宗のお寺で、旦過とは「夕べに来て、翌朝行き過ぎる」という意味。
禅宗の行脚僧が、来て一夜の宿を求めたところから出た名だといいます。
旦とは、朝日のこと朝には旅立つということです。
天正15(1587)年3月15日、秀吉が九州へ出兵との戦いの途中、宿泊しました。
1596年間(慶長)に廃寺となりました。江戸時代中ごろまでは小庵その他がありましたが
今では全て消失しています。

0 件のコメント: