2012年11月18日日曜日

第34回広島県郷土史研究協議会呉大会開催

2012.11.17 第34回広島県郷土史研究協議会呉大会開催され、呉市広まで
東広島郷土史研究会の会員有志で参加しました。
 
駐車場が制限されますので、マイクロバスをお借りして東広島市から広まで行ってきました。

単独施設ではなく総合施設になっています。無駄がないですね。

三階がホールになっており、総会と、記念講演、発表など行われました。
今回の大会で、地元の神楽が披露されました。子どもたちと地域の大人が一緒になって伝承されており、とてもうらやましく感じました。
 
広島県呉市広小坪八幡神社 小坪神楽 呉市無形文化財
で 広市民会館で披露された。この舞いは四天です。
約200年続く神楽で、起源は、江戸時代に愛媛県大三島の大山祗神社(おおやまずみじんじゃ)の「神楽」を見て習い覚え、小坪八幡神宮の秋祭りに舞ったとされています。
 21種類の舞が上演されるそうです。現在でも地域が一体となって伝統を守っているという頼もしい神楽です。大会出席者は若い人や子供たちが舞う姿を見て頼もしさを感じておられました。すばらしいですね。1969(昭和44)年、呉市無形文化財指定。

講演や発表が終わり、いくつかのワークショップにわかれ、広一帯を見学することになっていました。 東広島郷土史研究会では、呉港からフェリーで海から平家にまつわる史跡を見るというコースを選びました。どうやら、平清盛関連で、観光コースとしてクルージングが日常的にされているようです。呉ならではのワークショップです。

フェリーに乗ってまずは、お昼をいただく、呉の特産を3種そろえたお弁当
その名も呉のか・た・ち 三味弁当そのカタチとは、カ=牡蠣、タ=太刀魚
チ=ちりめん で、カタチだそうだ、この弁当では、彩で金糸たまごが添え
られているが、ないものもあるようです。

フェリーから日新製鋼が見えます。夜は煙突から美しい炎を見ることができます。
清盛塚 左の建物が観光物産のビルです、観光バスが良く停まって
います。二階のバルコニーからは、観光客の姿が見えます。
手を振ってくれています。こちらのフェリーからも、みなさん手を振って
います。 昔来たときには、左にある拝観用の桟橋はなかったのです
が、清盛塚が見えやすいですね。
音戸大橋の下では、渡船が行き来しています。

渡船は、いまでも生活の重要な交通手段として利用されています。
音戸大橋と第二音戸大橋が重なって見えます、これだけ
二つの橋は距離があるのですが、同じような大きさに見えます
それだけ、第二大橋が大きなものであるかを分からせます。

音戸大橋をわたると、三階建の老舗割烹旅館があります。
創業130年だそうです。鯛料理がお得意ということです。
広島県呉市音戸町坪井1丁目1−29  戸田本店

 
この日は朝から小雨交じり、午後3時には雨もあがりました。
遠く大竹のコンビナートを見ることができます。陸路では遠く
感じますが、海の尺度でみると、とても近いんだなという事が
実感できます。
 
島を一周すると早瀬大橋が見えました、倉橋島内を通じ、
第二音戸大橋につながり、本土側へつながっているそうです。
交通渋滞が大いに解消されます。
江田島市からは海上自衛隊施設と、呉市の使節が、時間的に
近くなりますので、観光に来られる方も短時間で施設が結ばれ
多くの施設、もしくは長時間滞在ができます。


クルージングも終わり、呉港へと戻ってきました。
中央桟橋隣りは大和ミュージアムと鯨こと潜水艦が
私たちの帰りを迎えてくれています。
写真の数が少なく、内容も割愛しましたが、呉は色々とな面で観光に力を入れておられるのが、よく感じ取られました。