2008年9月11日木曜日

第2回東広島の巨樹写真展


第2回東広島の自然と巨樹

『東広島の巨樹と社叢』

開催日:9月4日~30日まで、時間:9時―21時

場 所:東広島市西条町御薗宇4404フジグラン東広島2階 リフォームゴリラショールーム内

監修:東広島郷土史研究会 巨樹・自然研究グループ
    堀越 敬實
企画・写真

内容:東広島市内9町から2本づつ選び出し展示しました。 第一弾は、特に豊栄町内の巨樹を特集し、第二段のこの度は、安芸津町のホボロ島や、灘山から見た安芸津の市街地と湾を一望。
多くの巨樹は、なぜ神社の社叢(鎮守の森)とともに残されてきたのか、解説します。
写真は、安芸津町大字木谷字赤崎にある、三種神社(さんしゅじんじゃ)のヤマモモです。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

まだ、イザナギ。イザナミの神々よりもっと古い時代、私たち日本人の祖先は、山や森により恵みをもたらされ、自然に対し畏敬の念を抱いておりました。それが山や巨樹を御神体ご神木とあがめるようになります。そして縄文時代くらいから農耕を行い、田畑を耕すようになると、その田畑を作って残してくれた、祖先に感謝するようになります。その祖先は山の天辺に住み、稲を作る時期になると里に下りて来て、豊作を手助けてくれます。山やそのふもとに墓をつくるのもそういった理由があるからで、神社や祠の周りに鎮守の森と呼ばれる「社叢(しゃそう)」があるのは、その神聖な土地があり、そこには森があり、やがて神社や祠が建てられる。社叢の巨樹に注連縄があるのは、そこに祖先の御霊が宿られるからで、その巨樹こそが本来の信仰の対象である可能性が高いのです。明治神宮のような近代の神社では神宮の森の発生は逆になります。神社や社叢や巨樹を何百年も守り伝えているのは、祖先に対する感謝の気持ちがあるからなのです。くわしくは会場で。(実行委員会)