広島県東広島市豊栄町吉原にある、元吉原小学校に6月20日にいってきました。樹木はケヤキで、胸高295cm、樹高10mの美しい樹形のケヤキでした。幅広く広がってこんもりとした樹形は、なかなか見ることが出来ません。樹齢は163年ほどでしょうか、傍らの石碑に学校創立年が刻まれていました。
校庭の端に立つケヤキは校庭で遊ぶこどもたちを優しく見守り、時には若かったケヤキの精は、こどもたちとあそんでいたかもしれません。子供たちのいなくなった校庭にぽつんと取り残された、ケヤキですが、大人になって公民館を訪れる吉原地区の人々を頼もしくみているのでしょうか、今は大人になった地区の人々が、ケヤキを懐かしく見上げているのでしょうか。今もケヤキの肌に触れてみると、なんだか暖かく、耳をあてると、勢い良く水を吸い上げる音が聞こえるようです。
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