2013年3月5日火曜日

参加者募集!美しい日本の村景観百選 大内×毛利の古戦場槌山城跡を歩こう

第29回東広島の史跡・文化財を見て歩く会

古戦場槌山城(つちやまじょう)(大内氏×毛利氏)と

美しい日本のむら景観百選 八本松町吉川(よしかわ)を訪ねて

開催日 平成25年4月29日 受付/9:30 開会式/10:00、解散:14:30頃 少雨決行
集合/解散 東広島市立吉川小学校 (広島県東広島市八本松町吉川365番地)
駐車場/吉川小学校
費用 大人500円/こども(小中学生以下)無料
持参物 弁当・飲み物・雨具
主催  東広島郷土史研究会
問合せ 天野 082-428-0983

 吉川地区工業団地には、エルピーダメモリなどの最先端工場から、県下では珍しい・かんな流し・石上製鉄遺跡がある。
 竹内家に伝わる竹内家文書は、江戸後期75年間の広島藩の農村社会の様子が克明に記録され、解明が大きく進んだ。西條四日市の町並みの発掘により、幕末の町並みの記録図も、竹内家文書の確かさを裏付けている。
 東広島市出身の故岡田茂氏が開場した「東映カントリークラブ」があり、地元発展のために大きく貢献されている。
 西福寺は、幕末の勤皇僧・宇都宮黙霖 (うつのみやもくりん)(1824~1897)の墓があります。
ろうあ者であった霖 は、優れた人で苦労して学問を修め、獄中の吉田松陰と手紙をやり取りし、考えを討幕に変えさせた。吉田松陰は参ったと霖 に手紙を送っている。
 初代内閣総理大臣、伊藤博文も、先生と呼ばせた逸話がある。西福寺は、父親が住職を務めていた関係で、両親の眠る寺に墓が建てられている。大正5年、従五位に叙せられ、昭和8年、長府博物館(旧長門尊攘堂)の万骨塔に祀られた。
 
 
 槌山城(つちやまじょう)は、鏡山城落城の後、東西条(とうさいじょう)を収める要として、槌山城を築くが、これも、大内氏と毛利氏の槌山合戦での激しい戦いの末、落城。大内氏は、東西条の拠点を失うことになります。
 是非、この機会に余り知られていない歴史の事実に触れて戴きたい。皆様のご参加をお待ちしております。


第29回東広島の歴史・文化財を見て歩く会 歩行コース



西福寺・宇都宮黙霖の墓がある
槌山
槌山城跡・頂上からの展望が素晴らしい
槌山城跡・頂上からの展望が素晴らしい