2011年9月28日水曜日

東広島郷土史研究会平成23年9月24日(土)定例会

平成23年9月24日(土)13:30~東広島市中央生涯学習センターに於いて、東広島郷土史研究会の定例会が行われました。(毎月第四土曜日)
最初に恒例の研究発表が行われました。
教善寺絵図
発表者は、副会長の菅野晃行氏
テーマ:「明治後期の西条」~教善寺第14世智順師の日記より~
永年研究された古文書の研究より、西条駅北側にある、教善寺住職の日記を解読することで、明治後期の西条の出来事を読み解きます。いまから約100年前の西条でおこった出来事が生き生きとした日記の記録で蘇ってきます。
西條町市街地の航空写真
100年前の西条は、写真中央が西条農学校、下半分が農業試験場の農地と試験場、上半分には教善寺、御建神社、グラウンド、西条小学校などを見ることができます。
(写真は1.00年前の撮影ではありませんが主要な施設は当時を語ります)
建設中の西条農学校、周囲にはほとんど家はありません
・1910年、広島県立西条農学校が生まれました。西条町1049の1
・2010年、創立100周年を迎えた。
当初は、隣接する広島県立農事試験場の場長が校長を兼務していました。
大正元年8月西條農学校の正門、現在は溝は埋められわずかに
痕跡が東広島市中央生涯学習センターの東側に残されています。
御建神社の火災のことが記載されています。四日市の中の神社を合祀した神社が御建神社ですが御建神社が建てられたのち、火災にあったことが記されていました。
大正元年8月の御建神社正面、参道の松もまだ若木で、手前の
標柱は、当時県下三番目の高さを誇っていました。
正面鳥居奥に見えるのは、随神門です。この門は火災後再建
されませんでした。
菅野副会長は東広島郷土史研究会の専門部会である、西條四日市町並研究会で収集された西條の昔の町並みの写真や、古文書研究会での、古文書解読の成果をフルに発揮された発表であった。

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